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概要
  1. 名称   福岡手話の会

     

  2. 事務局(窓口) Fax 092-510-7584
    福岡手話の会への問い合わせ

  3.  代表者(会長) 岡部 信政

  1. 目的
    私たちは手話がろうあ者のことばであるという認識のもとに理解を深め、ろうあ者との交流の中で文化・歴史等を学び、ろうあ問題の啓発および手話の普及と社会的認知を図ります。そのことによって、ろうあ者の人権の擁護と社会参加を促進し、障がい者の生活や権利を阻害している偏見および差別をなくしていきます。そして全ての人が尊重され誇りと希望を持って生きる豊かな社会をめざします。 

  2. 活動
      〇 ボランティア活動
      〇ろうあ者および会員相互の交流・親睦
      〇 手話の普及およびろうあ問題の啓発活動
      〇手話学習
      〇関係団体との協力・連帯
      〇その他本会の目的達成のために必要な活動


沿革


1.今日までの経緯について
講習会修了生で結成
1963年、京都に全国で初めての手話学習サークル「みみずく」が結成されました。こうした動きは全国各地に広まり、1970年には、厚生省(現在の厚生労働省)の手話奉仕員養成事業がスタートし、福岡県でも手話奉仕員養成講習会が開かれました。
そして1970〜1971年の福岡県手話奉仕員養成講習会を修了した受講生を中心に、「今後も手話との関わりを続けたい、ろうあ者のお役に立ちたい」という各々の気持ちから、1972年7月に「福岡手話の会」が結成されました。
結成当初は、現在のような手話通訳派遣制度が確立されておらず、手話の会会員がボランティアとして、ろうあ者からの様々な通訳依頼に応えるため、手話通訳活動に取り組んでいました。

ろうあ者と共に運動に取り組む
その後、多くの国民に手話通訳制度の望ましい在り方を広めていくために、1985年から始めた「アイラブコミュニケーションパンフ」普及運動、1998年には「聴覚障害者を差別する法令の改正をめざす100万人署名運動」にも取り組みました。
また、2005年福祉サービスを受ける障がい者に、1割の自己負担を求める障害者自立支援法案に対しての反対運動、2011年「情報・コミュニケーション法(仮称)」の制定を求める「We Love コミュニケーションパンフ普及・署名運動」、2015年手話言語法や手話言語条例の制定を求める署名活動など、いずれも聴覚障がい者団体と共に取り組んできました。

創立40周年となる2012年には、こうした長年の活動が認められ、社会に奉仕する活動(ボランティア活動)を続け顕著な実績をあげた団体等に授与される緑綬褒章を受章し、現在では会員数が300名を超えるボランティア団体となりました。


2.目的と活動内容について
会の目的そのものは、結成当初から大きく変わることはなく、聴覚障がい者の人権擁護や社会参加を促進し、彼らの生活や権利を阻害している様々な偏見や差別をなくすことを目的としています。
しかし、活動内容は国の福祉政策の変革と共に少しずつ変わっていきました。1976年に、厚生省が手話通訳派遣事業をスタートし、福岡市でも1978年に手話通訳派遣事業が始まりましたが(通訳者には事業費から謝礼金=通訳料が支払われる)、当初は福岡手話の会が福岡市から事業を委託されていました。
その後、福岡市身体障害者福祉協会へ委託先が変更となり、現在ではこの派遣事業以外の通訳をはじめとした、様々なボランティア活動に取り組んでいます。
また、学習や交流を通して手話や聴覚障がい者について学び、そこで学んだことを一般の人達にも広めながら、聴覚障がい者の福祉向上のための活動にも取り組んでいます。

3.組織とそれぞれの役割ついて
組織の基本となっているのは支部で、東・博多・中央・南・西・早良・城南・昼間の8つの支部があります。
それぞれの支部では定期的に例会を行っており、地域のろうあ者と協力して学習会や交流会を行っています。
また、毎年数回、屋外での交流会も企画して、ろうあ者と交流する場を設けています。入会後は参加しやすい地域や時間帯(昼・夜)によって所属する支部を決めて頂きますが、他の支部でおこなわれる例会や屋外交流会には自由に参加することができます。
こうした支部活動とは別に、会全体を取りまとめる事務局や、会長・副会長と事務局と支部長で構成される運営会議で会全体の運営を行っています。

【会の組織図】


 

 

【会長】
会員からの立候補か推薦によって選出され、会全体を総括します。
【副会長】
会員からの立候補か推薦によって選出され、関係団体の役員も兼務しながら会長の補佐を務めます。
【事務局】
各支部から推薦された会員が、ボランティアのコーディネイト・他団体の連絡窓口・会計・名簿管理・日程表管理・お知らせなどを分担します。構成員数7〜8名で、手話の会全体の事務的業務を行っています。
○ボランティアのコーディネイト
  ◆一般ボランティア
各団体から要請のあった行事等の要員などに対応しています。会場案内・受付・保育など幅広くボランティアをしています。
  ◆通訳ボランティア
聴覚障がい者に対する手話通訳はその情報保障の観点から一定の手話技術が必要です。通訳ボランティアの対応は、現福岡市登録手話通訳者・元福岡市登録手話通訳者・そのレベルと判断される方で行っています。通訳依頼は、聴覚障がい者自身・団体・企業などからあり、福岡市聴覚障がい者情報センターに依頼があり、その内容がボランティアでの通訳と判断された場合に、同センターから福岡手話の会に依頼があるケースと福岡手話の会に直接依頼がある場合もあります。
  ◆訪問ボランティア
日常会話が手話でできる方(奉仕員講座修了程度)で、訪問活動に興味のある方は支部長を通じて訪問ボランティアに登録しています。
現在、聴覚障がい者専用の老人ホームは少なく、他の施設を利用している方々がいます。
しかし、こうした高齢のろうあ者は周囲とのコミュニケーションが十分にできません。そこで、こうした高齢ろうあ者の利用している施設を訪問してお話相手になり、また、周囲とのコミュニケーションを支援する活動に取り組んでいます。
【広報部】
広報部では、毎月1回、広報紙「ゆびだより」を発行しています。「ゆびだより」では各支部の活動の様子を紹介したり、学習・研修会や交流会などの行事案内や、その様子や参加報告を掲載して、会員に対しての情報提供を行っています。また、各支部でも独自に支部だよりを発行し、それぞれの支部会員へゆびだよりと一緒に送付しています。
ゆびだより発送は宅配便を利用していますが、希望者にはメールでの配信も行っております。
【運営会議】
会長・副会長・事務局・支部長で構成され、会則および総会の決議事項に基づき、会の運営を行っています。
◆実行委員会
会全体で取り組む行事を運営会議で協議し、必要に応じて実行委員会を立ち上げています。今年度は災害に関する学習会を2月に行います。
【監査】
監査は2名で、会計及び会務の監査を行っています。

「関係団体との連携について」
福岡手話の会の活動は、いくつかの関係団体との相互の協力と理解が不可欠です。お互いが連携して活動に取り組んでいます。

◆ろうあ協会(聴覚障がい者団体)
手話の会は、聞こえない方々の福祉向上が活動の中心です。そのために、地元の福岡市ろうあ協会をはじめ、各聴覚障がい者団体との連携は必要不可欠なものです。特に、福岡市ろうあ協会とは、手話奉仕員養成講座の運営をはじめ、行事の企画・運営や福祉向上のための運動などをお互いに協力しあって取り組んでいます。
◆福岡市登録手話通訳者連絡協議会
毎年実施されている試験で一定の基準を満たすと、手話通訳派遣事業の実施主体である福岡市に名簿が提出されます。そこに登録された手話通訳者で形成されているのがこの協議会です。全員が福岡手話の会会員で、新しい会員への指導などに携わって頂くことで連携を深めています。
◆福岡県手話の会連合会
県内にある28の手話の会と、そこに属する56の支部・支会が連合して組織されたものです。
単独の手話の会では取り組めない研修会の実施や、関係者団体で共に取り組まなければならないような、大きな運動などで連携を取っています。
◆福岡県手話通訳問題研究会
手話通訳の現場では、色々と考えなくてはいけない課題が数多く残されています。こうした課題に取り組み、より良い手話通訳とは何か、どのようなことを国などに提示しなくてはいけないのかについて研究を重ねて取り組んでいるのが全国手話通訳問題研究会で、福岡県手話通訳問題研究会はその福岡県支部です。福岡手話の会会員も多数会員となっています。また、非会員の参加ができる研修会や学習会の案内もあり、こうした学習の場を提供していただくことで、私達手話の会会員の知識向上にもつながっています。
◆福岡県手話通訳士会
厚生労働省が実施する試験に合格すると手話通訳士の資格が与えられます。県内の手話通訳士で形成された団体です。後輩の指導をしていただいたり、通訳士会主催の学習会の案内もあり、学習の場を提供していただいています。

「福岡市の手話関連事業について」

◆手話奉仕員養成講座
福岡市が実施する手話奉仕員養成講座は、ろうあ者が日常の生活(買い物や娯楽施設・公共交通機関の利用など)をしていく中で、手話での会話ができる市民が少しでも増えてくれることを目的としています。
修了後は、手話の会に入会して例会や行事などに参加してろうあ者と交流を深める方もいれば、家族や友人・職場の同僚など、身近にいるろうあ者と日頃から接することで交流を深める方もいます。
大切なことは、この経験で多くのろうあ者と直に交流しながら、手話やろうあ者についての様々なことを学ぶということです。
◆手話通訳者養成講座と登録手話通訳者
一方、病院や公的手続きなど、ろうあ者の生命や権利擁護のために必要とされる手話通訳者を養成する講習会として、同じく福岡市が実施している手話通訳者養成講座があります。講習期間は1年半です。
この養成講座を修了すると、手話通訳者登録試験を受け、一定の基準を満たすと福岡市に提出する名簿に登録され、福岡市の手話通訳派遣事業の手話通訳者として手話通訳活動ができます。
福岡市には、数だけではなく色々な意味で手話通訳者がまだまだ不足しています。今後の取り組みの中でその必要性を直に感じていただき、多くの方が手話通訳者を目指していただければと思います。

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